つくばエクスプレス沿線情報誌 [トレイール]
初夏号
いつものリビングに緑をプラスするだけで、気分が少し明るくなる。 毎日が少し楽しくなる。そんなパワーを秘めた観葉植物の魅力を紹介します。
暮らしに彩りをプラスしてくれる、まるで小さなオアシスのような観葉植物。種類豊富なので、リビングには樹木タイプの観葉植物、デスクには小さな多肉植物、というように置きたい場所に合わせた種類を選べるのも魅力の一つ。大きな観葉植物の一部を切って花瓶に挿せば、光の届かない玄関やお手洗いなどにも緑を取り入れることができます。
多肉植物やサボテン、シダ植物、ユーホルビアなど、背の高さも形状も異なるさまざまな個性で私たちを楽しませてくれる観葉植物。リビングやキッチン、オフィスのデスクなど、置く場所の雰囲気をガラリと変え、また、見る人を癒す力も絶大です。小さなものから育てるのも魅力的ですが、難易度も高いので、始めから欲しいサイズのものを購入するのがオススメです。
お気に入りの観葉植物を長く楽しむためにはお手入れが欠かせません。最も大切なポイントは「土がしっかり乾いてから水やりをする」こと。植物の根は水分を探して伸びようとするので、乾いた状態を作ることが成長のカギとなります。また、水やりには、土の中に溜まった古い空気を押し出し、新しい酸素を送り込む役割もあります。水道から出したばかりの酸素を含んだ水を、勢いよく与えるといいでしょう。新芽が出てくるタイミングなど植物の成長が見られる時期には肥料も大切です。おすすめは、ゆっくりと長く効果が持続する固形の肥料。肥料の与えすぎによる肥料焼けを防ぐこともできます。液体肥料を使う場合には、規定の希釈率より濃度を薄くしておくと安心です。
日々のお手入れのほか、小さな観葉植物は、年に1度、植え替えをしましょう。植え替えのタイミングは春から夏にかけて。根の周りの土を落とし、古い根を取り除きます。手で引っ張ってすぐに取れるのは、その根が生きていないサイン。元気な根の成長を妨げてしまうのでしっかり取り除き、白くてみずみずしい根だけを残します。種類にもよりますが、1/3から1/5ほどの長さに根を切り、新しい土に植え替えましょう。
耐陰性のある種類の植物とはいえ、観葉植物も元々は外で育つ植物です。室内で完璧に育てるのは難しいと思った方がいいでしょう。反対に、植物が置かれた場所に適応しようとすることで、新たな個性も誕生します。例えば、明るさが足りなければ光を求めて葉を大きく伸ばし、その場所にあった形に育っていく。こうした多少のアンバランスさも唯一無二の個性として、成長していく様子を楽しんでみてはいかがでしょうか。
葉先に透き通った「窓」がある。種類が多く、異なる柄や形のものを集めるのも楽しい
丸い葉がかわいらしい。株を増やしやすく、育てて楽しむのも人気。比較的寒さにも強い
美しく存在感のある形状。大きくならないので限られた場所でも安心。丈夫で育てやすい
今回訪れたSHOP
切り花をはじめ、観葉植物やドライフラワーなど幅広い品ぞろえ。配達で不在のことも多いため、アレンジメントや花束などの注文は前日までの電話予約が安心です。花の指定がある場合には3日前までにお電話を。
住所 | 茨城県守谷市松並青葉4-1-1 |
営業時間 | 10:00〜19:00 |
交通 | TX「守谷駅」下車徒歩約10分 |
休業日 | 火曜、ほか不定休多数あり ※来店前に必ず問い合わせを。 |
TEL | 0297-21-8700 |
種類は届いてからのお楽しみ! ミニ観葉植物を3名様にプレゼント!